寒かった日光と違い、東京は陽が当たってさえいれば暖かく散歩日和でした。
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深大寺本堂の門 Sonnar T* E24mm F1.8 1/100, f5.6, ISO100 |
まずは深大寺そばの水生植物園。
ここは無料で入れます。有り難し。
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Sonnar T* E24mm F1.8 1/200, f7.1, ISO100 |
このあたりは武蔵野台地の端っこだそうで、
かつて深大城という城があった模様です。今調べて知りました。
埼玉にある川越城や松山城ともゆかりがあるようです。
なんと。今知りました。松山城跡は子供の頃に一番身近な城跡だった場所ですよ。
この城が使われていたのは戦国時代初期のことのようなので、
城といっても天守閣とかはなくて濠をめぐらしたりっぱな館くらいのものだったと思いますが
起伏にとむ地形と豊富な水源から、防御には適した場所だったのでしょう。
館跡には柱のあったとおりに石が並べられており
往時の規模を偲ぶことができます。
せっかくなのでスイングパノラマで偲んでみました。
NEX-7の水平器機能はパノラマ撮影中も有効なので、
水平に振ることができ地平線をあまり歪ませずにパノラマすることができます。便利。
さて植物園を抜けて、深大寺の参道に入ります。
ひたすら蕎麦屋が並んでおります。
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深大寺本堂の門 Sonnar T* E24mm F1.8 1/125, f5.6, ISO100 |
こういう場所でのスナップには、
液晶画面を上向きにして腰のあたりにカメラを構えられるNEXのチルト液晶が活躍しますね。
顔の高さまでカメラを持ちあげて撮るスタイルはどうも怪しさ爆発というか
あんまり気軽には撮れないチキンな私です。
腰に構えるスタイル自体は
ブロニカやハッセルの中判一眼レフのウエストレベルファインダーと同じですが
あっちはミラーのシャカポンという音が大きいですし。
二眼レフなら静かだけどアレを持ってる人はそれだけで目立っちゃいます。
少なくとも私は見ます。声をかける勇気はないので一歩離れて超見ます。
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招き猫の起き上がり小法師 Sonnar T* E24mm F1.8 1/100, f5.0, ISO100 |
それともうひとつ、二眼レフはクローズアップレンズ無しには寄れないし
一眼レフは手ぶれの心配がありシャッター速度遅くできないという難しさもあります。デジタル万歳。
そして腹ごしらえは当然深大寺そばです。
蕎麦は冷たいほうが旨いと思うのですが今回は寒いので温かいほうで。
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飛び出す海老天 Sonnar T* E24mm F1.8 1/60, f4.0, ISO100 |
海老天でか!
と思ったら二匹のエビが縦に繋がっていたようです・・・
食後ももうちょっとぶらぶら、と思っていたら
午後を少し回った頃から急に風が冷たくなり
この日もとっとと撤収することになったのでした。
ところで数々の伝説に彩られた T*コーティングを誇る Carl Zeiss レンズですが
無敵なわけではありません。絶妙な角度で太陽光が入るとそれなりの影響がでます。
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ふれあー Sonnar T* E24mm F1.8 1/200, f7.1, ISO100 |
そして冬の午後の陽はその絶妙な角度なのでした。
それでも画面全体が白くなったり点々のゴーストが出たりしないのは流石というべきか。
さて2日に渡ってNEX-7を持ち歩いてみたのですが
操作系にはちょっと慣れが必要と思われるところや
改善をモトムところもあるものの
やはりこの小ささ・軽さは素晴らしいです。
これまでEOS20Dでは1日歩くのはちょっと肩が辛かったのですが
これならどこにでも持ち歩く気になれそうです。
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